投資を判断するに際して物事の裏側まで考えることが必要

世の中には表面上しか実は見ていなくて、判断や認識を誤っていることが多々あります。投資においても、そういった背景などを理解していないと、間違った判断をしかねません。 今回は、簡単にわかるところから、物事の本質について解き明かしていきたいと思います。  

テレビについて

今の時代、テレビを一切見ていない人はほとんどいないと思うのですが、何気なくテレビを見ていると、知らないうちに間違った方向に誘導されて行ってしまいます。 それはテレビ番組が成り立っている背景をきちんと理解すればすぐにわかります。   テレビはどうして無料で見れているのでしょうか?   それは「スポンサー」が「広告費」をテレビ局に支払っているからです。   これ当たり前の事実ですが、これが何を意味しているか?   NHK以外の局のニュース番組、バラエティー、ドキュメント、ドラマなど、ありとあらゆる番組はすべて「スポンサー」の意向を受けて、作られます。   お金を出しているスポンサーもなぜ莫大の広告費をテレビ局に支払うのか?   それは、CMなど広告を見た視聴者が商品を買ってくれるからです。   なので、何が言いたいかというと、 テレビで紹介している商品や情報が視聴者の役に立つかどうかなどは、テレビの製作者サイドは考えていないのです。商品が売れて儲かって、その利益がまたスポンサー料として流れてくればいいわけです。 なので、テレビで流れている情報はなどは、有益情報としてとらえてはダメで、だいぶバイアスがかかったものだと考えなければなりません。 例えば、テレビで「この投資は儲かる」と言っていたから買うとか、「便利な商品ですよ」と言ってたから買うとか、「芸能人が勧めていたから」とかで、商品を買う人はずっとカモにされ続けます。 実際、ペニーオークションの問題などを取ってみてもそうです。使ったこともないのに、スポンサーから広告費をもらっているからという理由で、芸能人がブログとかで商品を紹介していて被害があったことからもわかるように、消費者のことなんかこれっぽちも考えていない人間が居ることがよくわかるはずです。お金がもらえるなら人間はなんだってやるということです。 この思想を応用すると、あらゆる分野で判断の基準が変わってきます。

雑誌や新聞

雑誌なんかもそうです。週刊ダイヤモンドや週刊エコノミスト、東洋経済、FRYDAYなどの週刊誌など、最近はすごく安い値段で買えますが、これも、スポンサーの広告収入があってのことです。 なので、テレビほどはバイアスが掛かっていないにしても、投資に関しても、「こういった金融商品が良いです」とか、「この企業の株が上がります」とかも本当に読者のために書いているのでしょうか? 新聞なども同じようにスポンサーがいますから、すべての情報が正しいわけではないのです。

証券会社や銀行の言いなりではダメ

金融機関などもそうです。 例えば証券会社は、株式や投信信託などの商品を営業していますが、どうやって儲けを出していると思いますか? 本来、株や、投資信託を誰かが購入したら、お金が入るのは、株を発行している企業や投資信託を運用しているファンドなどですよね?証券会社には一切お金は入らないはずですよね? じゃあ、証券会社は何でお金を稼いでいるのかといえば、ずばり「手数料収入」です。 これはお客が株や投資信託などを売ったり、買ったりした時に証券会社が手数料を取ります。普通の一般の人は証券会社を介さない限り株や投資商品を買えませんから。 なので、売ったり、買ったりすれば、証券会社は儲かるわけですから、営業マンからすれば、そのお客が儲かろうが損しようが知ったこっちゃないのです。とにかく、売ったり、買ったりしてくれれば良いので、お客の利益などはどうでも良く、売ったり、買ったりといろいろな商品を勧めてくるという構図になっているわけです。 保険商品も同じです。できるだけ高い掛け金のものを売った方が保険会社としてもお金がいっぱい入ってくるし、保険商品を紹介する保険代理店の営業マンも、紹介料としての手数料が貰えるのです。 本来はその人の属性や状況などを勘案して、保険商品を紹介しなければならないのですが、企業側も生き残るためには、顧客の状況なんか知ったこっちゃなく、できるだけ高い商品を売って、手数料稼ぎをしなければ生き残れないわけです。 ひと昔前のバブル期などは、金利が通常の商品でも年利10%くらいのが当たり前にあり、銀行の預金金利も5%くらいあった時代もありました。その頃は、売る側も顧客もウィンウィンの商品がいっぱいあったわけです。 しかし、時代が変わり、低金利時代、不景気の荒波、少子高齢化による人口減少など、普通にウィンウィンでは持続できない構図に変わってきたために、何も知らない情報弱者の顧客が損する状況が生まれてきたわけです。 結局、頻繁に売ったり、買ったりすると、売る企業側の思うツボなのです。 投資というのは、投機ではないので、きちんと価値があるものに投資をして、じっくり上がるのを長期で見て待つということが大事なのです。

ビックデータ

グーグルの検索機能、Gmail、LINEの通話、アマゾンの配送料など、これらはなんですべて無料なのでしょう?? これら企業はボランティアでやっているわけではなくて、かなり儲けている企業ですが、どうして無料で事業を行っても儲かるのでしょうか? これはビックデータを得ているからです。 無料で素晴らしいサービスを提供することにより、自分たちがサービスを提供する仲間(顧客)を広げていっているわけです。 要は信用力です。 これら企業が示すように信用がものをいう時代になってきているのです。

まとめ

世の中の裏側や本質について簡単に考察してきましたが、如何でしょうか? 物事の裏側や本質を考えることで、判断基準がおのずと変わってくると思います。 なので、物事の本質を分かったうえで、自分で勉強して、知識を身に着け、判断していかなければ、豊かに生きることは難しくなってきているのです。 自分で勉強して何が信用するに足りるものなのか、きちんと考えていきたいと思います。